〈しきたりクイズ〉初詣でお参りする神社や寺院は何か所が良いか？
①１か所 ②２２か所 ③いくつでも のどれでしょう。
A.３ いくつでも
初詣は、もともとは氏神（自分の家の先祖神）や産土神（自分が生まれた土地の神様）に、新年の挨拶に行くというもの。とはいえ、今日では正確な意味での氏神や産土神がわからない人が多いでしょう。そこで最初は、いま住んでいる場所の近くの神社や菩提寺など、自分に縁が深い寺社へ。次に、その年の恵方（歳徳神が降りてくるとされる方角）にある寺社に行くと良いでしょう。これを恵方詣りと言います。
恵方は陰陽五行の考えに基づいて決められており、2019年の恵方は「東北東」。その方角の寺社であれば、近所でも遠方でもOK。ただ、自宅近くの寺社に詣でた後、その足で遠方に参拝する場合、恵方は最初に出かけた寺社からではなく、自分の家から見た方角とするのが一般的です。
ただ行きたい寺社が、家から見て恵方にない場合、最初に参拝したところから見て行きたい寺社が恵方になればいいという「方違え」というやり方もあります。
初詣は３が日までにすませるのが一般的。ぜひ、あなただけの初詣プランを考えてみてはいかがでしょうか？
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